

早速ですが、「たった1つ伝えたいこと」とは一体何ですか?
Contents
「人手が足りないから、人を入れよう」は間違い

「人手が足りないから、人を入れよう」ということ自体がそもそも間違っているのではないかということです。
少なくとも、採用活動などの呼びかけによって人を入れるのはもう無理だっていうことです。


人が入らない理由、社員が辞めていく理由

人が少なくなっている理由を知っていますか?




それほど仕事がキツくない職場でも若者の離職は普通に起こります。それも入社1~2年目の社員がバタバタ辞めていく、そんな社会ですよ?
若い人は「生産年齢人口が少ないから会社なんかやーめよ!!」なんて思ってないです。

では、なんでみんな辞めていくんでしょうか?
人が辞めていく本当の理由、新人の本音


もっといい場所があるからです。


そして最近は、仕事というものが多様化しています。
良い例がYouTuberです。これは、特に年配の方はわからないかもしれませんが、若者たちの中では「好きなことを仕事にする」とか「働かなくても生きていける」という考え方が確かに根付いています。


最初は会社というのがどんなものかわかりませんし、お金がゼロの状態でスタートですから、とりあえず働いてみるといったところでしょう。
今の若い人にとって、会社というのは「試しに入ってみる」という程度の身の置き場所に過ぎないのです。
就職活動自体がナンセンス







採用活動に必要なのはアピールより待遇





労働力の価値が高くなる




それだけでなく、この背景には当然、機械化(オートメーション化)やAI(人工知能)の発達といったことがあります。
よく「AIに仕事を奪われる」などという人がいますが、そうではありません。
AIの発達によって、「人は仕事をしなくてもよくなる」そして「労働力が高価になる」のです。
人が減るのは当たり前

時代に対応するのが先決


答えは機械やAIを積極的に導入する、ということですね?

つまり、「人が減っていくのは大前提」として、「人が減っても仕事ができる仕組みをつくる」必要が出てきます。


例えば、
社内メールをLINEのようなアプリに変えてメールを書く時間を短縮するとか、
表計算ツールを最新のものに変える、とか
小さな設備投資で効率化ができる可能性もあるんです。

人手が足りないという状態が意味不明

実際には仕事がありすぎて、人がいないと回らない!! って企業ばかりだと思うんですが。

どうしても必要ってこともあるとは思うんですが、人もいないのに引き受けて、人が足りないから募集するっていうのは順序がむちゃくちゃです。まあ、人事の方の出るところじゃないことは承知していますが。
ある意味、希望退職はビジネスの正しいカタチ




最後に

採用活動を必死にやるより、勤務条件を整える
ということですかね。

これからは徐々に機械化・AI化が進んで、労働力はどんどん減っていくのですね。

「慢性的な人手不足に悩む人事にたった1つ伝えたい」ということで、お話しさせて頂きます。